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發表於 2008-8-19 01:04 PM
| 只看該作者
[日文]銀河ぼて娘伝説
借助翻譯軟件勉強知道大意是一個女的被做成氣球之類的,那位強人能翻譯一下
銀河ぼて娘伝説
[size=+1]番外編1 -Ressle-Balloon -
プロローグ
「ごめんね」
少女はつぶやいた
カンカンカン∼∼∼
『試合時間28分40秒、ヒュージバルーンホールドでバルーニーミサ選手の逆転KO勝ちです!』
とある地方の公民館、特設リングの上でレフェリーが勝者の腕を高々と上げる。
観客の完成を一身に浴びて微笑む一人の少女
ブルーの水着に包まれた、臨月を越えていそうなオナカが誇らしげに揺れた・・・
夜も更けた頃、一台のバスが都内の宿舎に入ってくる
次々とバスからおりてくる大柄な人々、よく見ると皆女性だ
そう、女子プロレスの団体が巡業から帰ってきたのだ。
たくましい体躯をした選手達は、次々と宿舎へと入って行く
何故か先ほどのチャンプの姿は見えない。
一通り主力選手達が宿舎へと入り終わると、若手とおぼらしき少女達が荷物や機材を運び出して行く
やはり、主力選手達と比べると体格的にも一回りは小さく見える。
「先輩、荷物運びは私達若手にまかせてください」
「そうです、今日の試合だって勝ったじゃないですか」
「いいのよ、私はここに置いてもらってる身なんだから・・・」
しばらくして荷物は一通り運び終わった。
「じゃ、ついでにひとっ走りしてくるから」
“先輩”と呼ばれたひときわ小柄な少女は、そのまま宿舎の外へと駆けて行った・・・
「では、本日のカードを発表する」
オーナーでもあるコミッショナーを交えてのミーティングである
主に、当日のスケジュールと対戦カードの発表が中心である
オーナーは次々とカードを指定していく
「・・・で、岩(ガンは、野島とやってくれ。
で、メインだか、予定のサタンが完治しとらんから、熊田、おまえが代理だ」
カードの発表が終わり、しばしの自由時間が来る
神妙な顔をしていたレスラーたちも、表情を崩して部屋を出ていった
「おぉっ、アタシもやっとメインに出られるっス・・・
ミサ先輩、胸を借りさせていただきますっ」
熊田と呼ばれた中堅選手が歓喜の表情でガッツポーズをとる
体格では、団体内でも1・2番を誇る巨体が、小躍りするように握手を求めたのは、レスラーとは思えないほど小柄な少女
夜中に一人ランニングを続けていた彼女であった。
「よ・・・よろしく頼むわね・・・(^_^」
「よぉっし!胸を借りるつもりでガシガシいくっス!」
息巻いて腕をぶんぶん振り回す
ゴン!
完全に舞い上がっている熊田の後頭部にゲンコツが入る
「おまーな、ミサ相手にそーゆーワケにもいかねーだろ」
「あた、野島センパイ・・・いたいっス」
野島・・・主力ヒールのスコーピオン野島は、浮かれた後輩にカツを入れるでもなく続けた
「あのな、メインってのは半分は演出なんだよ。
アイドルレスラーさまを如何にして盛り立てるかってのが重要なんだって。
万が一、おまえのバカぢからででもブチ込んでもみろ、
空気で膨らませた風船腹なんて、あっけなくパンクしちまわなぁ
もっとも、ウチの看板アイドルを潰しちまった日にゃ、どうなるか判ったもんじゃねぇがねェ・・・」
「センパイ、そうなんっスか?」
熊田は、握手したままの小柄な少女・・・看板レスラー、バルーニー・ミサの手を激しくゆすった
「う・・・うん・・・」
真正面から来る、素直な視線が痛かった。
壁越しに歓声が聞こえてくる。
壁一枚隔てた向こうでは、今日のカードが繰り広げられている
もうじき出番だ
控え室には、サイズの合っていない水着に身を包んだミサ
とくにオナカの辺りはダブダブだ
「んしょ・・・いつになってもコレだけはなじめないわね・・・」
ミサの股間から伸びるチューブ
「じゃ、ガス入れますね
プシュ・・・シューッ
付き人がガスボンベのコックをひねると、
ミサのオナカが風船の様に膨らみ始めた
そう、団体内でもっとも小柄で、もっともおとなしい少女は
カードのトリを勤める看板レスラー、“バルーニー・ミサ”なのだ。
この、“妊婦さん体型”、風船の様に大きく膨らんだオナカこそ“美人”の証となる時代・・・
かといって、本当に妊娠している状態でプロレスなぞできるはずも無く
女子プロ業界は、ここしばらく低迷を続けていたのだった・・・
そんな時に、女子プロ入りした、一人の少女
華奢で小柄で非力、選手としては使いものにならない少女だった。
ただ、彼女は努力家だった、自由時間を削り、睡眠を削って鍛錬に励んだ
それでも、現実は彼女に冷たかった・・・
ある日、いくら鍛錬を続けても一向に芽の出なかった彼女は、自暴自棄になり女子プロ界の“3禁”を破ってやろうと思い始めた。・・・
ちなみに“3禁”とは「酒」「タバコ」「男」の3つである。
かといって、「酒」も「タバコ」も口にした事の無い彼女は悩んだ
残るは「男」だが、ふと自分の容姿を確認してみると、
町に出たとて、彼女をナンパしてくれる男は見つかりそうに無い事を悩んだ。
別に女子プロレスラー特有のごつい骨太な体型をしているわけではない。
むしろ、それなら鍛錬の成果が現れているという事になり、彼女は落ち込んだりしなかったであろう。
むしろ逆なのだ。
鍛えても鍛えても筋肉の着かない身体、ひょろりとしたボディ、貧弱な胸・・・
藁にもすがる思いで、彼女はこっそりと通販で入手した美容器具、「ガス注入膨腹セット」を試してみた。
「なになに?“体質によっては効果の出ない事もあります。”ですって・・・? やるっきゃないもん・・・」
下着を横にずらし、注入口を身体・・・秘所にそっとあてる・・・
「う・・・ひゃうっ・・・」
男性経験はもちろん、その手の単独行為すら経験のないミサは、思わず声をあげた。
「えっとぉ“腹部に外傷等のある場合は、ご使用をお避け下さい。また苦痛を感じた場合は即座に使用を中止してください”ですって・・・? アタシには、もう選択肢がないんだもん・・・・・・んっ!」
胸の先端にも同様に接続を行い
意を決してスイッチ・・・注入バルブを開く。
「くっ・・・うぅ・・・くはああぁぁっ!」
やや冷たいガスが高圧で注入され、ミサはその刺激に翻弄されていた。
今まで経験した事のない感覚に、やもすれば意識を失いそうになる・・・
しかし、彼女は持ち前の意思の強さでそれを乗り越えた。
そして、唐突にガスの流れが止まった。
「・・・くぅっ・・・・・・・は、? おしまい?」
普通の人ならば、途中で苦しくなって装置を止めたであろう。
本来、それが“一回分”なのである。
ところが、驚くことにミサの身体は、驚異的な柔軟性を持って、ボンベ一本分を完全に空にしてしまったのであった。
そう、人によっては、まったくと言っても良いくらい効果の出ないと言われている、いわば“胡散臭い”器具だったが、
驚く事に彼女の体は、凄まじい程の劇的な変化を起こしたのである。
「えぇ∼っ!コレが私・・・?!」
カガミを覗いたミサは、感嘆の声をあげつつ、フリフリとポーズを取ってみる
サイズ自慢のグラマー系モデル並、普通の人ならば2人分の臨月クラスの爆腹
器具と一緒に購入しておいた服(ぼてサイズね)をいそいそと身に着ける
「えへへ∼、ちょっとキツイかな・・・でもコレくらいの方がかっこいいかも」
一瞬にしてスーパーグラマーなボディを手に入れた彼女は、嬉々として町に繰り出そうとした・・・
その時であった、部屋のドアが開き、オーナーと鉢合わせてしまったのだった。
「・・・・・・!!」
「!!・・・・・・」
両者はしばらくの間凍りついた・・・
実は、自暴自棄になりかけていたミサを心配し、オーナーは様子を見に来た所だったのだ。
「・・・そ、その身体は・・・?」
「あ・・・あの・・・」
オーナーの視線が全身をくまなくなぞる・・・
そして唐突に
「う∼む・・・その身体で動けるか?
「えっ?」
「その・・・なんだね、そのぼて腹と爆乳のままでも、動けるのかって事だよ」
実を言うと、入団前、学生時代は新体操をやっていたミサ。
爆乳&爆腹とはいえ中身はガス、重さなど無い。
ミサはその場でバク転して見せた。
オーナーはしばし考え込んだ・・・そして
「よし!コレでいこう!! すぐにでもデビューだ。そうだなリングネームは・・・」
部屋の隅に転がっていた、“膨腹セット”の箱が目に止まる・・・「Balloony」
「うん、“バルーニー・ミサ”決定だ!!」
こうして、女子プロ初の“風船レスラー”が誕生したのだった・・・
「オナカ、ガスはいりました。次、胸のほう行きますね
付き人が水着の中に手を入れ、胸の先にチューブを接続する。
ちょっと痛いがいつもの事なので気にならない。
腹と同様に乳房が風船のように膨らみ始める・・・
風船レスラーといっても、初めのうちはつらい事の連続だった。
鍛えてはあるとはいえ、下腹部も乳房も人間の女性にとっては急所である。
普通の状態であっても、ここを突かれると、激痛で動けなくなるのが当然なのである。
ましてや、ガスを注入し、通常の何倍もの大きさに膨らましてあるのなら、衝撃等によるダメージは、想像もつかない程になる。
打撃技を膨らましたムネに受け、リングのたうちまわった事もあった、
絞め技や、上に圧し掛かられたときに、激痛のあまり気を失った事もあった・・・
どだい、風船娘がプロレスをする事自体、無理な話しなのだ。
実際、リングの上での試合でも、打撃技は寸止めされ、絞め技は小声で合図を送りながらの演技が中心となった。
膨れ上がった腹に本気で技など入れられたら、一発で子宮が破裂してしまう。
ヒールの野島の言った事は本当なのである。
それでも、ファンは(知ってか知らずしてかは不明だがミサを支持した。
そして、一番の“みそっかす”だった少女は、団体の看板レスラーにまでのし上がった・・・
「ハイ、注入完了しました。
Fカップ・・・いやJカップはありそうなくらいの・・・
パンパンに膨れ上がった風船胸に、ガス漏れ防止のニプレス(シール)が貼られた。
その下では、臨月の妊婦さんも真っ青と言うくらいに丸くせり出した下腹部が
初めはダブダブだったリングスーツを張ち切れんばかりに引き伸ばしていた。
ミサは、最後に目元だけを覆う、ハチマキのような覆面を身に着けた。
団体のトップアイドルレスラー“バルーニー・ミサ”の完成である。
身体をほぐす様に軽くその場でジャンプしてみる。
体型からは信じられないほどに、軽々と巨体が跳ねる。
実は、ミサに注入されたのは、空気なんかではなく、スポンサーの協力による特殊なガスなのである。
原理は知らないが、水素やヘリウムなんかより、ずっと強い浮力を与えてくれる。
ミサの売りは、元からの身軽さに加えて風船腹の浮力をも利用した、人間離れした空中殺法なのである。
もっとも、モノが風船だけに、威力そのものはほとんど無く、リング上でのダメージは、演技である事は、“言わぬが花”である。
そんな細かい事を気にしていたら、ミサのファンは勤まらない。(笑)
「そろそろですね」
フリルのたくさんついたガウンを受け取ると、ミサは、胸を張ってリングへと歩き始めた。(ムネも腹もパンパンに張ってるけど・・・)
宿舎でのおどおどした感はなく、威風堂々としたチャンプの表情であった・・・
あとがき
「銀ボ伝」(千奈シリーズ)の番外編です。
メインである千奈は芸能人ですが、アイドル歌手だけが芸能ぢゃないと
いうことで、脇の方にいるキャラにスポットを当ててみました。
作品を書くには世界観が大切。
ましてや、「銀ボ伝」は、「Alわ∼るど における普通のストーリー」を試してみるという、いわば実験的ストーリー
『“ぼて”こそ“美”』の で、一番困った事になるのは何なんだろう・・・って、疑問が頭に浮かびました。
モデルやアイドルや女優なんかの芸能人は、別に問題は起こらないでしょうし、コメディアンとかのお笑い系も関係ナシ、
と、なると、やっぱココは、スポーツ系・・・
野球やサッカーなんかには、女子ってあまり見かけないし、陸上競技は、外見を気にするものでもないですね(笑)
・・・で、見つかったのが“女子プロレス”
スポーツでありながら、ショーとしての“華”も求められる世界
現実の世界でも、ルックス重視のアイドルレスラーっていますよね
“ぼて”という要素、これは“脆弱さ”“動作の不自由さ”を極めた上に成り立つ魅力
言い換えるなら、スポーツ全般の目指す物とは完全に正反対、
ましてや、格闘なんて“もってのほか”のはずなんです。(破裂しちゃうよ)
まさに“二律背反”の葛藤です。
作品中でも述べてますが、Alわ∼るどではプロレスに限らず女子スポーツ全般すべて“鳴かず飛ばず”で人気がありません。
そりゃそーです、美人(ぼて)の一人もいない番組なんて見る人ないですから・・・
こんな状況を打破する為に出てきたのが、今回の主人公、ミサです。
本編、千奈とは正反対の生真面目でコンプレックスのカタマリな娘です。
彼女は(団体の都合とはいえ)自分が実力の無い“客寄せパンダ”である事に悩みつづけています。
もし、この作品の反響が大きいようでしたら、この話しの続き・・・彼女が実力をつけて、本当のチャンプになるまでをも描いてみたいと思います。(・・・しっかし・・・ホントに強くなれるのかな?フーセン娘で・・・) |
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